SNS時代の誹謗中傷問題に対応するため、弁護士の方を招き誹謗中傷対策勉強会を開催いたしました。
本勉強会では、戸村氏、藤崎のような起業の最前線で活躍する2名の具体的な事例を通じて、弁護士の越水さんの指導のもと、誹謗中傷が及ぼす影響と、法的な対応策を学びました。
弁護士の越水さんはベンチャーの企業顧問をメインで活動しながらエンジェル投資家としても活躍している方です。
また、戸村光さんはChatworkの創業に関わっていた方で、シリコンバレーと日本を繋げるhackjpnという会社を経営しています。
越水弁護士のプロフィール:起業家から弁護士へ。ビジネスと法律を繋ぐハブとして、スタートアップを支えたい
戸村光氏のプロフィール:戸村 光 |松竹芸能株式会社
藤崎隆伸のプロフィール:創業2年で事業売却。藤崎 隆伸氏のAIを活用したこれからのメディア戦略
上記3名で勉強会を開催しました。
昨今、SNSを使った個人の発信力が増大し、大いに社会に影響を与えています。
その一方で、人を傷つける言葉・根も葉もない噂を流すなど、人の精神に甚大な被害を与える行為も後を絶ちません。
また、昨今では
・故意にインフルエンサーの悪口・誹謗中傷記事を書き込み、削除を見返りに金銭を要求するマッチポンプ
・故意的に他社のサービスを批判し、海外サイトに誘導して悪徳詐欺商材を販売、ウイルス感染させる業者
といった、悪徳業者の存在も増えています。
具体的には、医院のGoogleレビューに「手術 失敗」などと書き込み、その後「口コミを削除するから◯万円を払え」という脅迫文を送るとのことです。
弊社も「ココリード 詐欺」といったキーワードで記事を書かかれたり、また専用の掲示板を開いて自作自演で書き込みをされるなどして、不当にアクセスを集め、集まった人に対してFXの自動売買ツールを販売したり、悪徳な詐欺商材を販売するといった被害を受けています。
先日、海外サイトの悪徳運営者から「お金がかかりますが、記事を削除する方法を教えましょうか?」といったメールも届きました。
弊社エンジニアが確認したところ、海外にサーバーを置く業者で、ウイルス感染の被害などもあるようです。見かけたら決してアクセスせず、また万が一、詐欺商材の案内を受けたら決して購入しないようご注意ください。
また、そういった詐欺サイトの海外掲示板に書き込みをした場合、書き込みをした本人も刑事罰を受ける可能性があります。
自身が誹謗中傷の被害者となった場合、または加害者になってしまった場合の適切な対処法についても理解を深めました。
参加者の方で1名、数年に渡って匿名の誹謗中傷に苦しんでいる方がいましたが、今回の勉強会を通して実際に訴訟に踏み切ることを決意されたそうです。
昨今、芸能人で誹謗中傷が原因で自ら命を絶ってしまう悲しい事件が相次いでいます。
それでも、インターネット上で匿名で誹謗中傷をする人は後を絶ちません。軽い気持ちで書いた投稿が一人の人生を破滅させ、そして自分自身も破滅してしまいます。
社会に出て挑戦をする人に対して、影から小石を投げつける姑息な行為は決して許されることではありません。
これからも表に出て活動する人が安心して挑戦できる社会になるよう、微力ながら知恵を共有し続けていきます。
株式会社ココリード代表取締役 藤崎隆伸
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